Blackviewから登場した「Active 12 Pro」は、アウトドアや過酷な現場作業における“理想”をそのまま形にしたようなタフネスタブレットです。5G通信対応に加え、200ルーメンのフルHD DLPプロジェクターを内蔵し、なんと最大120インチの大画面投影が可能。モバイルワーカーや現場作業者、アウトドア愛好家はもちろん、防災用にも注目したい一台です。

しかもWidevine L1にも対応しており、NetflixやPrime VideoをフルHDで再生可能。
タフネス性能は実証済み。製造現場や屋外利用も安心
本製品は、IP68・IP69K・MIL-STD-810Hのトリプル耐久認証を取得しており、水・砂・衝撃への強さは折り紙付き。筐体は前モデルより25%耐落下性が強化され、2.2トンの加圧試験や12メートルの高さからの落下にも耐えるタフさを実現。動作温度も–20°C〜60°Cと幅広く、寒冷地や炎天下の現場でも問題なく使用できます。


30,000mAhの超大容量バッテリーとLEDライトを搭載
タフネスモデルとはいえ、バッテリー切れは避けたいところ。Active 12 Proは、30,000mAhというタブレット最大級の大容量バッテリーを搭載し、最大112日間のスタンバイが可能です。120Wの急速充電にも対応し、短時間の充電で長時間駆動を確保できます。

さらに、400ルーメンのデュアルビームLEDライトも内蔵されており、暗所での作業や夜間のキャンプ、緊急時の照明にも活躍。ライトには明るさ調整・SOS・ストロボといった複数のモードも搭載されています。
ハイパフォーマンス仕様。4nmプロセッサ&最大48GBメモリ
処理性能にも一切の妥協はありません。搭載されているMediaTek Dimensity 7300は、最新の4nmプロセスで製造された高性能5Gチップ。最大48GB(実メモリ+仮想メモリ)の構成により、複数アプリの同時実行や重たい作業も余裕でこなせます。


冷却性能にも注目で、レビューでは内部ファンの存在によって発熱がうまく抑えられており、長時間使用でも安定していたとの評価がありました。


ストレージも3TBまで拡張可能。大量の写真・動画・図面データを持ち歩くプロユーザーにも対応できる仕様です。
108メガピクセルの高性能カメラを前後に搭載
アウトドア向けのタフネスタブレットながら、カメラ性能も非常に高く、リアカメラにはSamsung製の1億800万画素センサーを搭載。Nona-Pixel Plus技術によって暗所でもノイズの少ない明瞭な写真を撮影できます。
フロントカメラも5,000万画素と高解像度で、テレワークやビデオ通話、さらにはライブ配信などにも活用可能。
11インチ・2K液晶。高輝度・高リフレッシュで作業効率アップ
ディスプレイは11インチの2K(2,000×1,200)解像度で、最大650nitsの明るさ、90Hzのリフレッシュレートに対応。屋外でも反射が少なく、視認性が良いというレビューもありました。TÜV SÜDの低ブルーライト認証も取得済みで、長時間作業しても目に優しい設計です。

グローブ装着時やスタイラスペンでの操作にも対応しており、工事現場や寒冷地でも使いやすくなっています。PCモード2.0や画面分割にも対応し、業務用のモバイルワークステーションとしても活用可能です。
Android 15ベースのDokeOS_P 4.2搭載。AI機能も充実
ソフトウェア面では、Android 15をベースとした独自UI「DokeOS_P 4.2」を搭載。グローバルAIモデルを組み込んだボイスアシスタントやスマート検索、コンテンツ生成ツールなどが用意され、スマートな操作体験が実現されています。
ファイル転送の「EasyShare」や、ビジネス向けの「Workspace」などの機能も充実しており、仕事とプライベートを両立させやすい設計です。OSのメジャーアップデートは3年間保証されており、セキュリティ面でも安心です。
販売価格と発売予定
Blackview Active 12 Proは、公式発表によれば価格は529ドルから。記事執筆時点ではまだ国内での販売開始は確認できていませんが、近年のBlackview製品の流通状況から見て、今後日本市場にも登場する可能性は十分にあります。
主なスペックまとめ
項目 | 内容 |
---|---|
プロセッサ | MediaTek Dimensity 7300(4nm) |
メモリ | 最大48GB(実メモリ16GB+仮想32GB) |
ストレージ | 最大3TB(microSD拡張対応) |
ディスプレイ | 11インチ 2K(90Hz、650nits) |
リアカメラ | 1億800万画素(Samsung製/Nona-Pixel Plus) |
フロントカメラ | 5,000万画素 |
バッテリー | 30,000mAh(120W急速充電) |
プロジェクター | DLP方式、200ルーメン、1080P、最大120インチ投影 |
キャンプライト | 400ルーメン(SOS・ストロボ機能あり) |
耐久性能 | IP68 / IP69K / MIL-STD-810H |
動作温度 | –20°C〜60°C |
OS | Android 15(DokeOS_P 4.2) |
その他 | Widevine L1、PCモード2.0、スタイラス&手袋操作対応 |


なんだかんだと色々魅力のあるタブレットだけに脱線しましたが、何より注目なのはやっぱりこのプロジェクター機能付きという点です。グランピングなど利用シーンは色々ありそうです。外で使っても安心なタフネス設計という点も見逃せませんね。意外とタブレットの扱いが荒い子供へのプレゼントにも良さそうです。
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