今回ご紹介するのは、中国で発表されたばかりのOnePlusの最新タブレット「OnePlus Pad 2」の中国版モデルです。

このモデルは、搭載されたハイエンドチップ「Dimensity 9400+」のAnTuTuスコアが公称値300万点以上という驚異的な数値を叩き出しており、「性能と大画面でストレスフリーを追求する」という、まさにモンスターマシンと言える製品です。
※重要注意点: 本記事で紹介する「OnePlus Pad 2(中国版)」は、別製品である「OnePlus Pad 2 Pro」だけでなく、グローバル版の「OnePlus Pad 2」ともスペックが大きく異なります。記事の最後に、判明しているグローバル版のスペックも追記します。
1. 圧倒的な「性能」と「画面」でストレスゼロを実現(中国版の魅力)
OnePlus Pad 2(中国版)の最大のフックは、何と言ってもその性能とディスプレイにあります。
AnTuTu 300万点超え!ハイエンドチップ「Dimensity 9400+」
搭載されているSoCは、最新のフラッグシップチップ「Dimensity 9400+」です。
AnTuTuベンチマークスコア(v11)はなんと公称300万点以上を誇り、現行スマホのトップクラスに匹敵する性能です。最も重いとされる重量級の3Dゲームでも高画質設定で楽しめる性能です。

メモリやストレージも余裕があり、最大構成ではメモリ16GB + ストレージ512GB (UFS 4.1)という、ノートPC並みのハイスペック構成が選択可能です。
- SoC: Dimensity 9400+
- AnTuTuスコア (v11): 公称300万点以上
144Hz対応の大型12.1型ディスプレイ
ディスプレイも、この高性能を活かすために徹底的にこだわられています。
12.1型の大画面は、解像度3000×2120(3K)に対応し、リフレッシュレートは144Hzをサポート。Web閲覧、動画、ゲームのすべてで、ヌルヌルと滑らかで美しい表示を実現します。

さらに、アスペクト比が7:5という、マルチタスクや電子書籍閲覧に適した比率を採用しています。
- ディスプレイ: 12.1インチ液晶 (3K/144Hz)
- アスペクト比: 7:5(マルチタスク・書籍閲覧向け)
2. 携帯性と急速充電対応の安心バッテリー
これだけの高性能でありながら、本体の設計にも配慮されています。
薄さ約6mmのスタイリッシュなデザイン
大画面でありながら、本体の厚さは5.99mmと非常に薄型に抑えられています。重量は579gと、12インチクラスとしては軽量な部類に入ります。

10,000mAh超え&67W急速充電
バッテリー容量は10,420mAhと大容量。重いゲームや動画視聴を長時間楽しむことができます。
さらに、67WのSUPERVOOC急速充電に対応しているため、短時間で回復可能です。汎用規格にも対応しているため、PCやスマホと同じ充電器を使えるのも出張が多い私にとっては非常に便利そうです。
3. 「Pro」モデルと「グローバル版」との違いをチェック
OnePlus Pad 2には、上位モデルのProに加え、SoCやOSが異なるグローバル版が明確に存在します。購入を検討する際は、どのモデルが自分に合っているか、以下の比較表で確認しましょう。


【重要】OnePlus Pad 2 中国版 vs. グローバル版 徹底比較
| OnePlus Pad 2(中国版) | OnePlus Pad 2(グローバル版) | |
| 販売場所 | 中国国内(OPPO/OnePlus公式) | AliExpress等(海外向け販売) |
| SoC | Dimensity 9400+ | Snapdragon 8 Gen 3 |
| OS | Android 16ベースのColorOS 16 | OxygenOS 14.1 |
| 最大RAM/ROM | 16GB/512GB (LPDDR5x / UFS 4.1) | 12GB/256GB (LPDDR5x / UFS 3.1) |
| バッテリー容量 | 10,420mAh | 9,510mAh |
| 急速充電 | 67W SUPERVOOC | 67W SUPERVOOC |
| 厚さ/重量 | 5.99mm / 579g | 6.49mm / 584g |
比較からわかること
- 性能チップ: 中国版はDimensity 9400+、グローバル版はSnapdragon 8 Gen 3と、全く異なるチップが搭載されていますが、どちらも現行トップクラスの超高性能です。
- メモリ・ストレージ: 中国版の方が最大構成で大容量のRAM/ROM(16GB/512GB)を選べ、ストレージの規格もUFS 4.1と高速です。
- 携帯性: 中国版の方がわずかに薄型・軽量で、バッテリー容量も大きくなっています。
- OS環境: グローバル版はOxygenOSを搭載しており、Googleサービスなどが標準で使いやすい環境が整っている可能性が高いです。
まとめ:真のフラッグシップを求めるならコレ
OnePlus Pad 2(中国版)は、タブレットにPC並みの処理能力と最高峰のエンタメ体験を求めるユーザーにとって、まさに「真のフラッグシップモデル」と言えるでしょう。
- AnTuTu 300万点超のDimensity 9400+
- 12.1型/3K/144Hzの大型ディスプレイ
- コスパ重視の中国版か、使いやすさ重視のグローバル版か、選択肢があるのも面白い点です。
私のように、タブレットは動画やウェブ閲覧用と思いつつも、一度最高スペックの快適さを体験してみたいという方は、ぜひこの中国版の性能をチェックしてみてください!