ノートを買うとき、「A罫」「B罫」という表記を見かけたことはありませんか?
でも「なんとなく選んでいるけど、実は違いがよく分からない…」という人も多いはず。

この記事では、A罫・B罫の違いをわかりやすく解説しながら、その他の罫線の種類や、自分に合ったノート選びのコツまでまとめてご紹介します!

普段タブレットを多く使っている私ですが、なんだかんだ会議メモや資料のまとめにはノートを使う事も多いんですよね。意外に知られていないノートのちょっとした情報についてまとめています。
そもそも「罫線(けいせん)」って何?
「罫線」とは、ノートに引かれている横線のこと。
この線の間隔(行間の広さ)によって、書き心地や使いやすさが大きく変わります。

A罫とB罫の違いは“行の幅”
種類 | 行間の幅 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|---|
A罫(えーけい) | 7mm | 行間が広めでゆったり書ける | 文字が大きめな人、見やすさ重視の人 |
B罫(びーけい) | 6mm | 行間が狭めでたっぷり書ける | 細かくメモしたい人、情報量重視の人 |
- A罫(7mm):文字を大きく、ゆったり書きたい人向き。
- B罫(6mm):コンパクトに情報をたくさんまとめたい人向き。

実はこんなデータも!【コクヨ調べ】
コクヨのアンケートによると、
- 国語系(作文・感想文など)はA罫を選ぶ人が多く、
- それ以外の教科やビジネス用途はB罫が圧倒的人気
という結果が出ています!

つまり、
「ゆったり思考をまとめたいならA罫、実用メモや勉強ならB罫」という使い分けが、自然とされているんですね。
(引用元:コクヨ公式サイト)
さらに細かい! C罫・U罫・UL罫とは?
実は、A罫・B罫以外にも、さまざまな罫線が存在します。
種類 | 行間の幅 | 特徴 |
---|---|---|
C罫 | 5mm | B罫よりさらに細かい。細かい文字を書く人向け |
U罫 | 8mm | A罫よりさらに広い。大きな字を書く人向け |
UL罫 | 9mm | 超ゆったり。特に大きな文字を想定 |


それぞれ、書く内容や好みに合わせて選べるようになっているんです!
「横罫」「中横罫」って何が違うの?
売り場でよく見かける「横罫」「中横罫」という表記。
- 横罫:標準的な横線(多くがB罫相当)
- 中横罫:やや広めの横線(A罫に近い)
細かい規格はメーカーによって微妙に異なることもありますが、目安として覚えておくと便利です!
方眼罫(ほうがんけい)を好む人も!
最近人気なのが「方眼罫」タイプ。
- 文字だけでなく、図や表もバランスよく書ける
- 書く内容に合わせて自由にレイアウトできる

ビジネスシーンやデザインメモなど、幅広い場面で重宝されています。
ちょっと誤解しやすいポイント
ちなみに、A罫・B罫の「A」「B」は、A4・B5などの用紙サイズとは無関係。
行間の広さを表すための記号にすぎません!
最初は「A4みたいなもの?」と誤解しがちですが、完全に別ものなのでご注意を。
コクヨCampusノートで人気の罫線ランキング
コクヨの定番「Campusノート」では、こんな人気順になっています。
順位 | 罫線の種類 | 特徴 |
---|---|---|
1位 | B罫(6mm) | 授業ノートやビジネスメモに圧倒的人気 |
2位 | A罫(7mm) | 小学校や見やすさ重視派に根強い支持 |
3位 | 方眼罫(5mm) | 図表や自由なレイアウト派に人気上昇中 |
迷ったらB罫を選んでおけばまず間違いありません!
定番のB5サイズ



A4サイズもありますよ。

まとめ:ノート選びは「書き方のクセ」で決めよう!
- ゆったり書きたい人 → A罫(7mm)
- たっぷりメモしたい人 → B罫(6mm)
- 細かくびっしり書きたい人 → C罫(5mm)
- 大きく堂々と書きたい人 → U罫・UL罫(8~9mm)
- 図も文字も自由に書きたい人 → 方眼罫
あなたの書き方にぴったりの罫線を選んで、ノートライフをもっと快適にしましょう!

最後に・・・実は私は絵を描かないと覚えられない人なので無地派なんですよね・・・
Campasノートは書き(描き)やすいので愛用しています。

【ちょっと耳より情報】
実は今、コクヨのCampusノートは発売50周年を記念して、限定デザイン商品や特別仕様のノートが登場しています!
ちょうど新しいノートを探しているなら、ぜひチェックしてみてくださいね。

