
シガーソケットの進化と、もう「車内充電は遅い」なんて言わせない
元々、シガーソケットは「シガー(タバコ)に火をつける」ための装置でした。 時代とともに電源ポートへと役割を変えましたが、最近の車ではシガーソケット自体が廃止され、最初からUSBポートが装備されているモデルも増えています。

市場には100円均一ショップでもカーチャージャーが売られていますが、その多くは出力が弱く、故障しやすいというイメージがあります。高性能な最新のiPhoneやノートPCを急速充電するには、こうした安価な製品では心もとありません。
今回ご紹介するのは、この車内充電の常識を覆す「Anker 535 Car Charger (67W)」です。単なる電源供給ではなく、信頼性、安全性、そして性能を求めるAnkerが出した一つの答えです。さらに、車内での快適性を極限まで高める「Anker PowerLine III Flowケーブル」を合わせて導入しました。
これらの組み合わせが、いかに車内環境を快適にするかを徹底レビューします。
1. Anker 535 カーチャージャー(67W)の驚異的な性能
今回はブラックフライデー期間など無視して購入しましたがAmazonで2,990円でした。

箱を開けるとシンプルに商品と取扱説明書とUSB-C to USB-Cケーブルが入っています。
ケーブルが付いてくるのは嬉しいですね。

さっそく車に付けてみました。USB-Cポートが2つ、USB-Aポートが1つの構成です。
詳しくは後述しますが、最近の周辺機器事情からすると、このぐらいポートが無いと辛いですね・・・

1-1. 【最大の魅力】67Wの高出力でノートPCまで充電可能
このカーチャージャーの最大の特長は、合計最大67Wというハイパワーです。安価な製品では考えられないこの出力は、以下のメリットをもたらします。
- iPhone 17 Pro/Pro Max: 最新のスマートフォンを最速で充電可能。短い移動時間でも大幅にバッテリーを回復できます。
- MacBook/iPad: 通常、家庭用アダプターでなければ難しいノートPCの充電にも対応。出張先や車内での作業が格段にスムーズになります。

67W出力のメリット(PowerIQ 3.0/PD対応)
67Wの電力を3つのポートに最適に分配するPowerIQ 3.0とPower Delivery (PD)に対応しているため、どのデバイスを挿しても、自動で最も速い速度で充電が開始されます。
1-2. 3ポート搭載で家族や同乗者とシェア可能
3つの充電ポート(USB-Cポートx2、USB-Aポートx1)を搭載しているため、運転者、同乗者、そしてカーナビやドライブレコーダーなど、同時に複数のデバイスを充電できます。

スペック表
| 項目 | 内容 |
| サイズ | 約60 x 32 x 32 mm (ケーブルを除く) |
| 重さ | 約29 g |
| 入力 | 12-24V = 7.2A |
| 単ポート最大出力 | USB-C1 / C2: 最大67W (5V/3A, 9V/3A, 12V/3A, 15V/3A, 20V/3.35A) |
| USB-A: 最大22.5W (5V/3A, 9V/2A, 10V/2.25A, 12V/1.5A) | |
| 複数ポート利用時の出力 | 2ポート同時利用: * USB-C1 + C2:45W + 20W * USB-C1 + A:45W + 22.5W * USB-C2 + A:9W + 9W |
| 3ポート同時利用: * USB-C1 + C2 + A:45W + 9W + 9W | |
| 対応機種 (抜粋) | スマートフォン: iPhone 14/13/12、Galaxy S23/Note 20、Google Pixel 7 他 タブレット端末: iPad (第10世代)/iPad Air (第5世代)/iPad Pro (12.9インチ、第6世代)/iPad mini (第6世代) 他 ノートPC: MacBook Pro (M1、2022)/MacBook Air (M1、2022) 他 |
| パッケージ内容 | Anker 535 Car Charger (67W)、USB-C & USB-C ケーブル、取扱説明書 |
| 注意事項 | 付属するUSB-C & USB-Cケーブルは1.0mです。 |
2. 車内を快適にする「PowerLine III Flowケーブル」
高性能なカーチャージャーの相棒として絶対に欠かせないのが、Ankerの「PowerLine III Flow」ケーブルシリーズです。狭い車内環境こそ、絡まない高性能ケーブルが真価を発揮します。
- [Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル (240W) はこちら]
2-1. 絡まない、折れない。シリコン素材の革命
このケーブルは、非常にしなやかなシリコン素材を採用しており、狭い車内で散らばったり、ポケットやカバンの中で絡まったりするストレスを完全に解消してくれます。耐久性も非常に高く、断線しにくい設計です。

2-2. 2台持ちユーザーに最適!用途に合わせた2種類のケーブル
今回は、iPhone 17 Proと旧iPhoneの2台持ち(または家族での使用)を想定し、以下の2種類のケーブルを導入しました。
① USB-C & ライトニング ケーブル(iPhone 13などの旧機種・ナビ利用に)
iPhone 13などの旧機種の急速充電に必要なMFi認証済みのケーブルです。運転中のマップアプリ(カーナビ代わり)利用時など、バッテリーを気にせず給電したい方に最適です。

- [Anker PowerLine III Flow USB-C & ライトニング ケーブルはこちら]
② USB-C & USB-C ケーブル (240W)(iPhone 17 ProやノートPC利用に)
iPhone 17 ProやMacBookなどの高出力デバイス用に最適です。最大240Wまで対応するオーバースペックな安心感があり、Anker 535の67W出力を最大限に引き出して急速充電します。
- [Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル (240W) はこちら]
3. まとめ:車内の充電環境をアップデート
Anker 535 Car ChargerとPowerLine III Flowケーブルの組み合わせは、安全と性能を両立させた「移動中も効率を落とさないモバイル環境」を提供してくれます。
- 充電速度のストレスから解放されたい。
- ケーブルの絡まりを解消し、車内をスッキリさせたい。
- 2台持ちのiPhoneもノートPCも、全て高速充電したい。
上記のようなニーズをお持ちであれば、このAnkerコンビネーションの導入を強くおすすめします。
