当サイトで激推ししている8インチタブレットがついにXiaomiから発売となりました。

8インチタブレットと言えば、もちろんAppleのiPad miniですが、ALLDOCUBEや、Teclast、Blackview、Headwolfといった安価タブレットメーカーが次々と新作をここ数年出してきました。また、最近は高スペックな8インチタブレットで続々登場しており、高性能ながら安価なAndroidタブレットも登場してきました。今回はXiaomiから登場した「Xiaomi Pad Mini」をiPad miniとの比較も交えながら紹介します。
コンパクトなのに中身はフラッグシップ級
Xiaomiから新しく登場した「Xiaomi Pad Mini」。名前の通りミニサイズですが、中身はまったく妥協していません。ディスプレイは8.8インチの3K解像度パネルを採用し、最大165Hzまで対応。スクロールも動画もゲームも、とにかくなめらかに表示してくれる仕様になっています。

しかも厚さわずか6.46mm、重さは約326gと軽量。小さなバッグにも収まるサイズ感で、通勤や旅行の相棒にもぴったりです。
Xiaomi Pad Miniの魅力まとめ
1. なめらかな表示性能
最大165Hzのリフレッシュレートに対応し、スクロールやゲームプレイ時の動きが非常に滑らか。動画視聴やSNS閲覧でも快適さを実感できます。
2. ハイエンド級の処理性能
Dimensity 9400+は現行スマホ用SoCの中でもトップクラスの性能を持ち、マルチタスクや重量級アプリでも快適に動作。小型タブレットにしては破格のパワーです。
3. 柔軟なUSB-Cポート設計
珍しいデュアルUSB-Cを搭載し、充電とアクセサリ接続を同時に行える点が便利。外付けディスプレイやストレージ利用の幅も広がります。
4. AI機能の充実
Xiaomi独自の「HyperAI」が標準搭載され、翻訳、文章生成、画像生成などを端末上で利用可能。実用面でも新しい体験を提供します。
5. 軽量コンパクト設計
326gの軽量ボディは長時間の読書や移動中の動画視聴にも最適。バッグに入れても負担になりません。
スペックをチェック
数字だけ見ても「ミニだから性能はそこそこかな?」なんて心配は無用です。Dimensity 9400+を積んでいるので、SNSや動画はもちろん、重量級ゲームも難なくこなせます。メモリとストレージの組み合わせは2モデルあります。メモリは8GB、12GBとどちらもしっかり積んでいるので安心です。

項目 | Xiaomi Pad Mini |
---|---|
ディスプレイ | 8.8インチ 3K(3,008×1,880)LCD、最大165Hzリフレッシュレート |
プロセッサ | MediaTek Dimensity 9400+ |
RAM / ストレージ | 8GB+256GB / 12GB+512GB(LPDDR5X / UFS4.1) |
バッテリー | 7,500mAh、67W急速充電、18W逆充電対応 |
ポート | USB-C ×2(入力・出力対応) |
ソフトウェア | HyperOS、HyperAI機能(翻訳・執筆支援・画像生成など) |
重量 / 厚さ | 約326g / 6.46mm |
その他 | Dolby Vision対応、TÜV Rheinland認証(目の疲労軽減) |
Xiaomi Pad Miniのここが面白い
注目したいのはUSB-Cポートが2基あること。片方で充電しながら、もう片方に外部ストレージやディスプレイをつなげるといった使い方も可能です。

さらにXiaomi独自の「HyperAI」も搭載。翻訳や文章生成、画像生成まで端末上でこなせるので、ちょっとした作業やアイデア出しにも役立ちます。
気になるところ
ただし、気になる点もあります。純正アクセサリの選択肢はまだ少なく、これから増えていく事に期待しましょう。純正ペンとしてはXiaomiフォーカスペンに対応しています。また、純正カバーも公式で紹介されています。ディスプレイはLCDパネルなので黒の締まりは有機ELほどではありません。
iPad miniと比べてどう?

このサイズ感といえば、やっぱりライバルはAppleの「iPad mini」。両者の違いをざっくり整理するとこんな感じです。
項目 | Xiaomi Pad Mini | iPad mini |
---|---|---|
ディスプレイ | 8.8インチ、3K、165Hz | 8.3インチ、2,266×1,488、60Hz |
プロセッサ | Dimensity 9400+ | A17 Pro |
メモリ/ストレージ | 最大12GB+512GB | 最大512GB |
バッテリー | 7,500mAh、67W充電、逆充電対応 | 約10時間駆動 |
ポート | USB-C×2 | USB-C×1 |
重量 | 約326g | 約293g |
アクセサリ | 少なめ | Apple Pencil Proなど充実 |
ソフトウェア | HyperOS+AI機能 | iPadOS、エコシステム最適化 |
価格 | 約74,980円前後 | 約95,800円前後 |
Xiaomi Pad Miniは高リフレッシュレートやデュアルUSB-Cといった先進的な要素で攻めています。対してiPad miniは軽さやApple Pencil対応、エコシステムの強さで有利。
まとめ
「小型でもパワフル」を求めるならXiaomi Pad Miniは非常に魅力的。価格面でもiPad miniより手を出しやすく、高リフレッシュレートを味わえるのも大きなポイントです。
一方、長期的な安心感やアクセサリ活用を重視するなら、やっぱりiPad miniに分があります。
つまり選び方はシンプル。「最新スペックとコスパ」か「安定したエコシステム」か。どちらを重視するかで答えが決まってきそうです。
関連商品


