耳をふさがない、なのにしっかり聴こえる。"ながら聴き"がまた進化した
SOUNDPEATS UU2イヤーカフは、耳をふさがないイヤーカフ型のオープンイヤーイヤホンです。片耳わずか約5gの軽量設計に、φ12mmデュアルマグネットドライバーとLDAC対応の高音質を搭載。「UUイヤーカフ イヤホン」の後継モデルとして、2026年4月20日に発売されました。

今回はSOUNDPEATSの「UU2イヤーカフ」を開封レビューしていきます。 以前レビューした「Clip1」も現役スタメンとして使っていますが、今回のUU2はイヤーカフ型の使い勝手がさらに進化していました。個人的に一番刺さったのは「物理ボタン」です!
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SOUNDPEATS UU2イヤーカフを開封

外箱には「POP Clip2」と表記されていますが、これはUU2イヤーカフの元のモデル名。「UUイヤーカフ イヤホン」の後継モデルで、形がアルファベットの「U」に似ていることから、日本では読みやすく覚えやすい「UU2イヤーカフ イヤホン」に名称が統一されています。Bluetoothの接続画面でも「POP Clip2」と表示されるので、「あれ?別の製品?」と焦らなくて大丈夫です。


付属品は、イヤホン本体・充電ケース・Type-C充電ケーブル・日本語取扱説明書・アプリガイドカード、そして毎度おなじみ「ピーツくんのステッカー」。今回はブラックを提供していただきました。


ケースの手触りがかなり良くなっています。UV nano-excimerスキンフィールコーティングという技術で、公式いわく「赤ちゃんの肌のような滑らかな触感」。確かにサラサラのマットな質感で、指紋も付きにくく高級感があります。ただ、サラサラすぎて、たまに手から滑り落ちそうになるのはご愛嬌・・・(笑)

付属のUSBケーブルは見つけにくい場所に隠れているので間違って捨てないように気を付けましょう。
装着感 ― 片耳5g、挟んでいるのを忘れる軽さ

片耳約5gの超軽量設計に、0.5mmの超薄型ニッケルチタン合金ブリッジを採用。耳に挟むタイプですが、挟み具合はまったく気にならないレベルで、長時間つけていてもストレスがありません。耳をふさがないので周囲の音も自然に聞こえ、メガネやマスクとの干渉も少ない設計です。
通勤電車、自宅、出張の車内と色々なシーンで使ってみましたが、装着感は文句なし。イヤーカフ型は「軽いけど不安定」なイメージを持っている人もいるかもしれませんが、これはしっかりホールドしてくれます。
物理ボタンが最高。タッチ操作の「あるある」から解放された

UU2イヤーカフの操作は、タッチセンサーではなく物理ボタン。これが想像以上に快適です。
タッチ操作のイヤホンだと「タッチしたのに反応しない」「髪を直しただけで曲が飛ぶ」といった"あるある"がつきものですが、物理ボタンならカチッと確実に操作できます。音量の上げ下げも直感的で、誤操作とは無縁です。
なんだかんだSOUNDPEATSのイヤホンをいくつも使ってきましたが、「これ、物理ボタンだったらなぁ・・・」と思うことが正直ありました。それだけにこの物理ボタン採用は本当に嬉しい。欲を言えばボタンがもう少し大きいとさらに押しやすいと思いますが、慣れれば問題なしです。
Clip1と比較してどう変わった?
以前レビューした「SOUNDPEATS Clip1」と比較してみました。
| 項目 | Clip1 | UU2イヤーカフ |
|---|---|---|
| 通常価格 | 9,980円 | 7,280円 |
| 再生時間(単体) | 最大8時間 | 最大10時間 |
| 再生時間(ケース込み) | 最大40時間 | 最大42時間 |
| Bluetooth | 5.4 | 6.0 |
| 操作方法 | タッチ | 物理ボタン |
| ブリッジ | 0.6mmニッケルチタン合金 | 0.5mmニッケルチタン合金 |
| 重量(片耳) | 約5g | 約5g |
| 重量(ケース込み) | 約55.5g | 約47.7g |
| コーデック | SBC/AAC/LDAC | SBC/AAC/LDAC |
| ハイレゾ認証 | ○ | ○ |
| 音漏れ対策 | SoundFocus設計 | プライバシーモード搭載 |
| 防水 | IPX5 | IPX5 |
| 専用アプリ | PeatsAudio | SOUNDPEATS |
注目すべきは、後継世代モデルなのにClip1より2,700円も安いこと。それでいて再生時間は伸び、Bluetoothは6.0に進化し、ケースは約8g軽くなっています。さらに最大音量はClip1比で約6.8dBもアップしています。
数字を見比べるだけでも進化は明らか。「価格を下げて中身を上げてくる」のがSOUNDPEATSの恐ろしいところです・・・
音質 ― 電車の中でもしっかり聴こえる音量と低音

イヤーカフ型のイヤホンは構造上、「音が小さくて聞き取りづらい」と感じるケースが少なくありません。しかしUU2イヤーカフは最大音量が大きく向上しており、電車内で使っても音楽がしっかり聴き取れます。電車のガタンゴトンという走行音の中でも、音が埋もれる感じはありませんでした。
低音については、チタンPVDコーティングを施した大口径φ12mmデュアルマグネットドライバーが深く力強いサウンドを生み出します。音の歪みを抑えながら、繊細な表現力と力強い低音を両立。独自開発の低音強化アルゴリズム「DynamicEQ」が、従来オープンイヤーでは難しいとされてきた低域の描写力を引き上げています。
さらにLDACコーデック対応で、ワイヤレスでもハイレゾ相当の高音質再生が可能。音の厚み・解像度・臨場感、どれをとってもオープンイヤーの常識を超えてきます。
使用時のポイントが2つあります。
- DynamicEQは初期設定ではオフになっています。アプリから常時オンにして使うのがおすすめです(LDACとの併用も可能)
- LDACを使う場合は、アプリでマルチポイント機能をオフにする必要があります
「オープンイヤー=音がスカスカ」という先入観がある人ほど驚くと思います。DynamicEQをオンにすると音の厚みが明らかに変わるので、最初に必ず設定しておきましょう!
プライバシーモードで音漏れ対策も

オープンイヤー型で気になるのが音漏れですが、UU2イヤーカフには「プライバシーモード」を搭載。音漏れの原因になりやすい高音域の出力を音源レベルで調整することで、周囲への音の拡散を抑えてくれます。図書館やオフィス、静かな車内などでも使いやすい機能です。
※プライバシーモード有効時は、EQ設定が無効になる点だけ注意。
バッテリー&使い勝手

- イヤホン単体で最大10時間、ケース込みで最大42時間再生
- 急速充電対応:10分の充電で約2時間再生
- 左右気にせず収納対応(ケースに適当に入れてもOK)
- マルチポイント接続対応
- AI駆動のENC通話ノイズキャンセリング&風切り音低減
- IPX5防水
- ゲームモード搭載
「左右気にせず収納」が地味に便利。イヤーカフ型は左右の見分けがつきにくいので、何も考えずにケースに放り込めるのはありがたいです。
アプリは「SOUNDPEATS」を使いましょう
UU2イヤーカフの専用アプリは「SOUNDPEATS」(App Store / Google Play)です。旧アプリの「PeatsAudio」は利用できないので注意してください。
アプリでは以下の設定が可能です。
- EQ調整・カスタマイズEQ
- DynamicEQのオン/オフ
- プライバシーモード
- ゲームモード
- ボタン操作のカスタマイズ
- 音声ガイダンスの音量・言語切り替え
※アプリとイヤホンのファームウェアは最新バージョンに更新して使いましょう。
スペック表
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | UU2イヤーカフ(モデル名: POP Clip2) |
| 装着方式 | イヤーカフ型(オープンイヤー) |
| カラー | ブラック / ブルー / ベージュ |
| ドライバー | φ12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー(チタンPVDコーティング) |
| コーデック | SBC / AAC / LDAC |
| ハイレゾ認証 | ○(Hi-Res Wireless) |
| DynamicEQ | 対応(初期設定オフ・常時オン推奨) |
| Bluetooth | 6.0 |
| 再生時間 | 単体最大10時間 / ケース込み最大42時間 |
| 急速充電 | 対応(10分充電で約2時間再生) |
| 操作 | 物理ボタン |
| 重量 | 片耳約5g / ケース込み約47.7g |
| サイズ | 片側27.3×28.5×20.7mm / ケース64.8×51.8×29.0mm |
| 機能 | プライバシーモード、マルチポイント、ゲームモード、左右気にせず収納、ENC通話ノイズキャンセリング(AI)、風切り音低減 |
| 防水性能 | IPX5 |
| 充電ポート | USB Type-C |
| 付属品 | 充電ケース、Type-Cケーブル、日本語取扱説明書、アプリガイドカード、ピーツくんのステッカー |
| 通常価格 | 7,280円 |
| 発売日 | 2026年4月20日 |
気になった点
正直ベースで気になった点も挙げておきます。
- 物理ボタンがもう少し大きいと嬉しい。押し心地は良いだけに、もうひと回り大きければ完璧でした
- ケースの手触りが良すぎて、たまに手から滑る。サラサラのマットコーティングは見た目も材質も良い感じなのですが、油断すると滑り落ちそうになります。慣れの問題ではありますが、気になる人は落下対策を
どちらも使い勝手を大きく損なうものではなく、価格を考えれば十分納得できるレベルです。
まとめ
UU2イヤーカフは「電車でもしっかり聴こえる音量」「オープンイヤーらしからぬ低音」「確実に操作できる物理ボタン」の3点が光る、イヤーカフ型の完成度をグッと引き上げた一台でした。しかもClip1より安い7,280円。通勤・在宅・出張と毎日連れ回していますが、これはClip1に続いてスタメン入り確定です!
"ながら聴き"デビューを考えている人にも、イヤーカフ型の買い替えを検討している人にもおすすめできます。