
スリコがついに「タブレット」まで。驚きの1.6万円
おしゃれな雑貨や便利なデジタル小物を展開する「3COINS(スリーコインズ)」から、ついに本気のデバイス「10.1インチタブレット」が発売されます。


その価格、なんと16,500円(税込)。
「プレミアムライン」として登場するこの1台、もはや300円ショップの域を完全に超えた挑戦ですが、スペックを深掘りすると、手放しでは喜べない「ガジェット好きの本音」が見えてきました。
1. 3COINS 10.1インチタブレット 詳細スペック表
まずは、公式ページから明らかになった詳細スペックをチェックしましょう。
| 項目 | スペック詳細 |
| 価格 | 16,500円(税込) |
| 発売日 | 2025年12月22日 |
| OS | Android 15 Go Edition |
| ディスプレイ | 10.1型(1280×800)ADSパネル |
| CPU (SoC) | Allwinner A333(Cortex-A73×1 + Cortex-A53×4) |
| メモリ (RAM) | 3GB(+仮想メモリ3GB) |
| ストレージ | 64GB(microSDで最大128GBまで拡張可) |
| バッテリー | 6000mAh(動画再生 約5.5時間) |
| 重量 | 約486g |
| その他 | ステレオスピーカー、Wi-Fi 6対応、Bluetooth 5.2 |

2. スペックから見る「本音の評価」
このスペック、正直に申し上げますと「かなり割り切った構成」です。
2-1. CPU性能は「必要最低限」
SoCに採用された「Allwinner A333」は、AnTuTuベンチマークでも15万点前後と予想されるエントリークラス。最新のAndroid 15を搭載してはいますが、軽量版の「Go Edition」であることからも、負荷の高い作業(3Dゲームやマルチタスク)には向いていません。
2-2. 解像度とバッテリーのバランス
10.1インチの大画面ですが、解像度はHDクラス(1280×800)。「ADSパネル」採用で視野角は広いものの、高精細な動画を楽しみたい人には少し物足りなさが残ります。動画再生 約5.5時間というバッテリー持ちも、自宅での据え置き利用がメインになりそうです。
3. 「3」にちなんで、30,000円の「本気」が見たかった!
ここで一つ、スリコファンとして熱い期待を込めて言いたいことがあります。
「3COINSの『3』にちなんで、30,000円のハイスペック機を出して欲しかった!」
もし3万円という予算設定であれば、
- フルHD(1920×1200)の超鮮明ディスプレイ
- AnTuTu 40万点超えのミドルレンジCPU
- メモリ8GB、ストレージ128GB
といった、海外メーカーの格安タブレットとも真っ向勝負できる「スリコ最強タブレット」が実現できたはず。

「雑貨のついでに買える安さ」も魅力ですが、スリコらしい洗練されたデザインで「中身も一線級」なデバイスを、いつかスリコで見てみたい……そう願わずにはいられません。
4. このタブレットはどんな人に向いている?
性能を理解した上で、以下のような用途であれば「買い」と言えます。

- お子様の「はじめての自分専用機」: 1.6万円なら万が一壊してもダメージが少なく、学習や動画視聴には十分。
- 家事の合間の「サブモニター」: キッチンでレシピ動画を見たり、BGM代わりに流したりする。
- 電子書籍の閲覧: 10.1インチの大画面は、雑誌や漫画を読むにはちょうどいいサイズ感。
まとめ:スリコの挑戦はここから始まる
今回のタブレット発売は、スリコが単なる雑貨店から「総合ライフスタイルブランド」へ進化した象徴的な出来事です。
1.6万円という価格で「まずは出してきた」スリコの英断を評価しつつ、次なるステップとして「3万円の本気モデル」が登場することを切に願っています!